【カタン】ルールや遊び方を簡単に解説 【初心者向け】

※本記事はプロモーションを含んでいます

ゲーム名カタン
ジャンル開拓競争ゲーム
人数3~4人 ※拡張で6人まで可能
時間60分
年齢8歳~

今回は、ボードゲーム「カタン」のルールや遊び方を解説していきます。

ルール解説用に動画も作成していますので、動画の方が分かりやすいという方は下記リンクをご参照ください。

動画はざっくりとしたルール解説になるため、細かいルールや遊び方、ゲームの準備まで知りたい方は本ブログ記事を参照してください。

りりぃのカタン実績
  • BGAアリーナで世界チャンピオン1回
  • BGAアリーナでのMAXレート(ELO)430
  • プライベートカタンでの勝率約50%
目次

『カタン』ゲーム概要

自分の開拓地を発展させたり、ポイントカードを得るなどし、得点を10点集めた人が勝ちというゲームです。

開拓地の発展には資源が必要になり、その資源はなんとプレイヤー同士で言い値で交換出来ます。

いかに自分の持っている資源の価値を高く見せるかがポイントで、商人になった気分で楽しめるゲームですね。

『カタン』ゲームの準備

ゲームボードの作成

最初に、ゲームボードを作成します。

図の例は、4人プレイで初めて遊ぶ人用のゲームボードを作成したものです。

開拓地と街道の色はそれぞれ「赤」「青」「黄」「白」があるので、好きな色を選択してください。

各プレイヤーは開拓地と街道を好きなところに設置出来ますが、図の例では既に設置しています。

資源をもらう

プレイヤーが2個目に設置した開拓地に接している地形タイルに対応した資源をもらいます。

赤プレイヤーの開拓地が接している地形タイルは、それぞれ「森林」「牧草地」「山地」となるので、赤プレイヤーが受け取れる資源は「木材」「羊毛」「鉱石」となります。

『カタン』遊び方とルール

カタンの遊び方ですが、以下の流れでプレイしていきます。

  1. ダイスを振り、資源カードを受け取る
  2. アクションを行う
  3. 得点が10点になったら勝利宣言する

ダイスを振り、資源カードを受け取る

自分の番になったら、ダイスを2個振り出た目を合計します。今回は、ダイスの目の合計が「6」だと仮定します。

図の例の場合、6の数字は「森林」「山地」タイルに置かれています。

そして山地タイルに接しているプレイヤーは赤と黄プレイヤーなので、鉱石の資源カードを1枚得ることができます。

森林タイルと接しているのは青プレイヤーなので、木材の資源カードが一枚得ることができます。

ダイスの合計目が「7」だった場合

ダイスの目の合計が「7」の場合は、中心部の砂漠タイルに置いている「盗賊」コマが動きます。その際には、以下の効力が発動します。

  • 持っている資源カードが8枚以上の人は、半分の枚数(切り捨て)の資源カードを捨てなければならない。(9枚あれば4枚捨てる)
  • そのターンのプレイヤーが盗賊コマを好きな地形タイルに移動させる
  • そのターンのプレイヤーは、盗賊コマを移動させたタイルに接した開拓地や都市がある人(複数人居る場合は一人選ぶ)から、資源カードを一枚奪い取る
  • 盗賊コマがいる地形タイルは、盗賊が居なくなるまで資源が出ない

中々悲惨な効力です(笑)

アクションを行う

以下のアクションを行います。アクションは回数制限がないため、自分のターンに何回でも行えます。

  • 資源カードを交換する
  • 街道を建設する
  • 開拓地を建設する
  • 開拓地を都市にする
  • 発展カードを買う
  • 発展カードを使う

それぞれ説明していきます。

資源カードを交換する

足りない資源を手に入れるため、自分の持っている資源カードと他のプレイヤーや銀行(山札や港)の資源カードを交換する事ができます。

[他のプレイヤーと交換する場合]
  • どのプレイヤーとでも交換可能
  • どの資源が欲しくてどの資源が出せるのかを提案し、交渉成立なら交換できる
  • 交換の枚数は自由だが、タダでの交換はNG
[銀行(山札や港)で交換する場合]
  • 山札では、同じ種類の資源を4枚と好きな資源を1枚を交換できる
  • 一般港では、同じ資源3枚と好きな資源1枚を交換できる
  • 専門港では、指定の資源2枚と好きな資源を1枚交換できる

港は、港に開拓地(または都市)が接しているプレイヤーのみ利用可能です。

街道を建設する

街道の建設には、資源カード(木材1、レンガ1)が必要になります。

街道は、自分の開拓地や街道に繋げて置くことが出来ます。上図の例では、黄プレイヤーは青枠の部分に街道を置くことが可能です。

街道の長さが連続で5本以上になったら、『最長交易路』のボーナスカードを受け取れます。

『最長交易路』を持っているプレイヤーは2ポイントを取得できます。

しかし、『最長交易路』を持っている人より長い街道を作った人が現れた場合は、『最長交易路』のカードを奪うことが出来ます。

上図では、赤プレイヤーの街道は6本繋がっていますが、黄プレイヤーの街道は赤プレイヤーの開拓地を跨いでいるため、4本と2本に分けられてしまっています。この場合、『最長交易路』は赤プレイヤーのものとなります。

開拓地を建設する

開拓地の建設には、資源カード(木材1、レンガ1、小麦1、羊毛1)が必要になります。必要な資源カードを山札に戻し、開拓地のコマを取得します。

開拓地のコマは、自分の街道に繋がっている交差点に置くことができます。しかし、開拓地が隣り合っている場所には置くことができません。

上図の例では、黄プレイヤーは〇印のところのみ開拓地を設置することが出来ます。×印のところは、開拓地(または都市)が隣合っているため置けません。

開拓地は、1つにつき1ポイントになります。

開拓地を都市にする

開拓地を都市にするためには、資源カード(小麦2、鉱石3)が必要になります。必要な資源カードを山札に戻し、開拓地のコマを都市のコマに置き換えます。

都市は、得点が2ポイント入ります。また、都市にすると得られる資源が2倍になります。

発展カードを買う

発展カードを買うためには、資源カード(小麦1、羊毛1、鉱石1)が必要になります。

必要な資源カードを山札に戻し、発展カードの山札から一枚引きます。発展カードは、他のプレイヤーに中身を見られないように裏向きにして自分の前に並べます。

発展カードは様々な効果を発揮します。詳細内容は、次項「発展カードを使う」で説明します。

発展カードを使う

発展カードは、自分のターンでダイスを振る前に使用可能です。1ターンに1枚だけ使うことができます。そのターンに取得した発展カードは使うことができません。

発展カードの種類は、「騎士カード」「進歩カード」「ポイントカード」の三種類です。

それぞれの効果を説明します。

(1)騎士カード

このカードを使ったプレイヤーは、盗賊コマを好きなタイルに動かします。盗賊が移動したタイルに接している開拓地(または都市)を所有しているプレイヤー1人から、資源カードを一枚奪い取れます。

騎士カードを最初に3枚使ったプレイヤーは『最大騎士力』のカードを受け取ります。

『最大騎士力』は、2ポイントとなります。

(2)進歩カード「街道建設」

資源を使用せずに街道を2本建設することができます。街道は、2本繋げても良いし、1本ずつ別なところに設置しても良いです。

(3)進歩カード「発見」

山札から好きな資源カードを2枚受け取ります。

(4)進歩カード「独占」

・欲しい資源を1種類選びます。その種類の資源カードを他のプレイヤーから全てもらいます。

(5)ポイントカード

取得後、すぐに1ポイントが得られます。
※表向きにせずとも1ポイント入るため、10ポイント以上になった時に表向きにするのがセオリーです。

得点が10ポイントになったら勝利宣言する

得点が10ポイントになったら、自分のターンに勝利宣言することが出来ます。

勝利宣言したプレイヤーがゲームの勝者となります。

『カタン』得点稼ぎ方まとめ

得点の稼ぎ方をまとめます。

開拓地:1点

都市:2点

ポイントカード:1点

最大交易路:2点

最大騎士力:2点

『カタン』勝つためのコツ

自分が取りやすい資源で何が出来るのか考える

ポイントを得る手段は色々とありますが、どのポイントを得るにも資源が必要になります。

自分が得やすい資源は大体決まってくるため、資源を有効活用できる戦略をとりましょう。

6ポイントを先取しにいく

これはカタン上級者のセリフですが、「6ポイント先取出来たら大体何とかなる」らしいです(笑)

理由としては、そこまでポイントを先取出来たらあとの4ポイントは何とでもなるからと。

確かに、4ポイントであれば開拓地を都市にしてポイントカードを1枚隠し持ち、最大交易路か最大騎士力をゲット出来たら勝ちですもんね。

一般港(3:1交換)を取りにいく

一般港では資源を3枚必要とするため、他プレイヤーとの交渉より損と考える人もいますが、そんなことは全くないです。

交渉での交換は、他プレイヤーに必要な資源を与えていることになります。これが必要以上に他プレイヤーの利点となってしまうため、一般港を使用出来るのであれば積極的に使用してみましょう。

『カタン』レビュー(ここが面白い!!)

様々な勝利方法から、自分の勝利方法を模索するのが楽しい

最大交易路を狙っていたのに、街道が全然作れないなんてことはよくあることです。

一つの勝ち筋が閉ざされても別の勝ち筋があるゲームなので、勝ち筋を模索するのが楽しいゲームですね。

交渉が最大の醍醐味

他のゲームにはない、他プレイヤーとの交渉という要素。

これが本当に面白いと思います。

意地悪なプレイヤーだと資源3枚と1枚交換を要求する場合もありますが、大体通りません(笑)

プレイヤーの性格が出る要素かもしれませんね。

運の要素が丁度良くゲームに絡んでいる

どの資源が手に入るかは、ダイス運が大きく関わってきます。

また、発展カードもどの種類が手に入るかは分からないため運の要素が関わってきます。

しかし、運の要素で一発逆転などは無いゲームの為、ゲームシステムに及ぼす運量は絶妙だと感じています。

『カタン』りりぃ個人的なレビュー点

星4.5!

適度な戦略性、絶妙な運の要素、交渉というオリジナリティ溢れる要素があることを考慮し、星4.5としました。

初心者おススメのゲームを謳っていますが、勝つためにはそこそこプレイしてポイントを増やすコツを掴まなければいけないかもしれません。しかし、プレイすればするほど勝つ方法も分かってくるので、どんどん楽しくなってくるという人も多いのではないでしょうか。

少し残念なところは、拡張版を買わないと人数制限が4人と少なめであることと、ポイントが大分離れてしまうと逆転が難しいところですかね。

まぁゲーム性的にしょうがない部分なので、目をつぶるしかないかもしれません。

戦略性や運はもちろん、他プレイヤーとの交渉という変わった要素もあり、本当に面白いゲームなので是非一度はプレイしてみて欲しいと思います!

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